施術の詳細

エレクトロポレーション(電気穿孔法)にて美容成分を機器を使用して導入します。

エレクトロポレーションとは、ノーニードルセラピーとも言われ、針の代わりに特殊な電流を用いて肌のバリア機能に一時的に隙間を開け、有用成分を導入する浸透技術です。

細胞の生物学的な構造機能を傷つけることなく細胞内に有効成分を直接浸透させることができるので、イオン導入や超音波導入では浸透させることができなかった分子量の大きい有効成分(コラーゲン、ヒアルロン酸など)の導入が可能です。

イオン導入の20倍以上と言われています。

さらにイオン導入はイオン化に伴うph変化により肌への刺激が生じる恐れがありますが、エレクトロポレーションはphの変化がないため肌に優しい施術です。

通常は注射でしか導入することが困難だった高分子の美容成分を始め、多くの美容成分を導入することが可能です。

以下は当サロンで導入可能な成分です。

・両親媒性ビタミンC誘導体APPS
水と油に馴染む両親媒性ビタミンC誘導体。

他の水溶性ビタミンC誘導体よりも100倍の浸透があり、コラーゲン生成量が6倍もあることから、「高浸透型ビタミンC誘導体」や「次世代型ビタミンC誘導体」とも呼ばれています。

・両親媒性ビタミンE誘導体TPNa

水にも油にも馴染む、世界初の両親媒性ビタミンE誘導体です。

肌に速やかに浸透して、活性酸素を除去し、脂質の過酸化や肌の炎症、細胞中のDNAの損傷を抑えることで肌荒れ防止効果があります。

・生コラーゲン
原材料はコラーゲンのみ防腐剤や添加物を不使用、人の肌と同じ「三重らせん構造」を維持したまま、ナノサイズ化した純度100%の生コラーゲンです。

コラーゲン本来の構造を維持した状態のため、肌へのなじみの良さが特徴です。1玉で美容液30本分に相当

施術直前に精製水で溶解します。

・幹細胞培養上精液
再生医療や美容医療分野で注目を集める幹細胞培養上清液。

幹細胞を培養した際に分泌される上澄み液(上清液)に、多くの成長因子(GF)が含まれます。

肌の細胞を増産・活性化させて、肌本来の再生力をアップします。

美容薬剤師が取り扱う幹細胞上清液は、国内大手製薬会社で培養した正真正銘メイド・イン・ジャパンの高品質なヒト由来の幹細胞培養上清液です。

「幹細胞培養上清液」と製品の容器に表記するには、厳格な認可申請をクリアする必要がありますが、現時点では化粧品メーカーでは数社しかない容器への記載認可がとれた希少なヒト幹細胞培養上清液を使用しています。

・パルミチン酸レチノール(ビタミンA誘導体)
レチノールとはビタミンAのことです。

パルミチン酸レチノール(ビタミンA誘導体)は、肌なじみも良く、安定性も高いレチノールです。

レチノールは表皮では、ヒアルロン酸の合成やターンオーバーの促進、真皮では、コラーゲンの産生を促進し、特にシワへの効果が期待できます。

パルミチン酸レチノールは、別名「安定型ビタミンA誘導体」と呼ばれており、レチノールの約100倍の生理活性があることが知られています。

レチノールは肌に塗布した際に赤みや皮剥け乾燥と言ったビタミンA反応(A反応)を起こすことが知られていますが、パルミチン酸レチノールではそのような事は無いため、朝も使用することが可能です。

・白金(プラチナ)ナノコロイド
白金をナノサイズに微少化し、その粒子を加工して保護剤でコーティングした美容成分です。

近年、高い抗酸化力が期待できるアンチエイジング成分として注目されています。

全11種類の活性酸素全てを除去する効果があり、表皮にある限りは半永久的に働きます

白金ナノコロイドを肌に塗布することで、洗い落とすまで老化の原因として肌の大敵である活性酸素を除去し続けます。

・リピジュア
元々、医療用の人工皮膚や人工臓器のために開発された人間の細胞膜を形成するリン脂質という成分をモデルに作られた保湿成分です。

人間に元々存在するものに似せて作られているため、生体適合性が高く、肌にも優しいアレルギー反応も起こしにくいことが特徴です。

ヒアルロン酸の約2倍の保湿力があり、塗布後に水洗いしても保水力も下がらないと言う特徴もあります。

・シアバター
アフリカの万能薬とも称されるシアバターは、天然由来の植物性油脂として肌馴染みがよく、安全性が高い成分です。

天然の酸化防止剤と言われるビタミンが豊富で抗酸化作用の強いオイルです。

保湿作用、抗酸化作用、抗炎症作用、老化防止、皮膚軟化作用なども期待できます。